'59年ブラジル出身のDjalma Ferreira作曲によるボサノヴァ。
原題『Recado Bossa Nova』または英題『The Gift!』。
もう人生で何度聴いたかわからないほど。ああいいなあ。夜にしみじみ聴くと明日もがんばろうってなれる。
Eydie Gormeによる録音は好きな人が多いかな？ 最近またCMで使われて人気みたい。
音楽は節操なくなんでもオールジャンル聴くのだけど，私生活が忙しかったり，仕事でごりごりに精神力を削られると聴きたくなるのはいつもジャズとかボサノヴァ。ソファでぼーっとしながら聴くと常にいい感じ。（絶好調のときはハードロックとEDMを聴いたりしていて，自分でもなんというか振れ幅が大きい）
ジャズピアノ，いつかちゃんと弾けるようになりたいなあというのが30代の今のちょっとした夢。
おとなになってから始めたピアノも，かれこれ4年くらい続いていて，（周囲からもすぐ飽きるだろって目でみられてたけど），まだまだ一向に飽きる気配がない。
両親にピアノ教室と絵画教室どちらか選ぶように言われて，当時お絵かきに夢中だったわたしは後者の道を選んで，おかげで絵は大好きになったが，ピアノに対する思いはずっとくすぶったままだった。
おとなになってある程度，自由に生活できるようになってから，いざ，とピアノを始めたはいいが，上達している実感が得られるようになったのは3年目からで，今年に入ってから少しだけ思うように演奏できるようになってきて，やっと楽しくなってきたという感じ。
それまではとにかくつらくて（できない自分につらい），指は動かない，脱力できない，肩から腕は力むわ，ドレミファ・・・えーと次はソみたいなレベルだった。（ドレミファソラシドっていう音の並びはモチロン知ってても，いざ演奏しようとするとテンパってしまい急に出てこなくなり…，鍵盤が同じ白と黒に見える，と初めの方はさんざんだった）
はじめは大失敗でセンスゼロに思われても，なんでも時間をかけて継続してコツコツやれば少しずつできるようになってくるんだなあ，というのがピアノがわたしに教えてくれたことの中でも一番大きいかもしれない。
最近やっと指が独立して動くようになったところで，牛歩以下の歩み，これからもがんばろう。
でも，表題のようなジャズピアノとバッハの平均律にはまだまだ遠い……
