hacchi🐝の洋ドラ生活

あれやこれや感想もどきを勢いで書きまくるブログ

『オーウェル評論集』

オーウェル評論集』を読んでる 読み終わるのかこれ 

一冊の本を書こうとするとき、「芸術作品を書くぞ」と思うことはない。暴露したい嘘があるから、世の注意を促したい事実があるから、書くのであって、最大の関心事は耳を貸してもらうことである。

"Why I write (1946)" 小野寺健 訳

1946年の評論。時期的に『1984』の執筆と重なるのだろうか。自身の最大の目標は政治的な文章を芸術に高めることであったとするあとに続く文で、ここまで言い切っているのは『1984』の政治性について興味深く思わされるところ。

 

読みかけ

 

2021/8/9追記 オーウェル評論集、気軽な気持ちで手を出したらだめだったかも 1931年に書かれた『絞首刑』中の五感に訴える表現があまりにリアルで吐き気が止まらなくなってしまった 調べると本作は短編ではあるが英語話者で死刑廃止論者ならば誰もが知る有名な文献らしい どうしてこんなリアルな表現が可能なんだろう、ショックが大きすぎ今はとてもじゃないけど怖すぎて本を閉じてしまった