hacchi🐝の洋ドラ生活

あれやこれや感想もどきを勢いで書きまくるブログ

『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』

マッドサイエンティストものの80年代SF。Ken Russell作品。原作小説は'78年発表。

壁にぶつかりながら廊下を進んでいくあの有名なシーンをなにかで観た覚えがあって,ずっと印象に残っていたものの,長い間どの作品が元になっているのかがわからなかった。

運良く,Twitterでこの映画を知って,さっそく観てみることに。

サウスパークにも例のシーンのオマージュがあり,ずーっと印象に残っていた。ますます気になる。

youtu.be

 

 

'80年公開作品。主演はウィリアム・ハート(知らない…)。アーミー・ハマーに激似だった。

当時最先端の科学技術も,40年経ってみると1周回ってフィクション以上のSF的リアリティを醸し出してるなあと。

マッドな自説を掲げた科学者が薬で破滅するまで,が大筋の内容。以下ネタバレ。

 

 

例のシーン,いつになったら出るんだろう??と思っていたら,まさに最後の最後だった。「薬でトリップするとこんな感じ」の雰囲気を維持したまま最後まで走り抜けてしまった……。

 

 

ラスト9分の時点でまだまだ話が続きそうな気配だったのに,最後,(元?)奥さんと素っ裸で抱き合ってI love youで終わった。

まとめ方が強引すぎる気はしたけど,作品は総じてCG以前の映像体験をするという意味ではよかったかもしれない。もうこれ以上書くのは無理。