マッドサイエンティストものの80年代SF。Ken Russell作品。原作小説は'78年発表。
壁にぶつかりながら廊下を進んでいくあの有名なシーンをなにかで観た覚えがあって,ずっと印象に残っていたものの,長い間どの作品が元になっているのかがわからなかった。
『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』'80
— はち🐝* (@aftertonight1) 2021年8月18日
面白そうなので観てみる。マッドサイエンティストもの。ぶつかりながら廊下を進むあの有名なシーン,長年なんの映画か不明でずっとモヤモヤだったけど最近Twitterで知った。ありがとうTwitter。 pic.twitter.com/1G6nkTpSyj
運良く,Twitterでこの映画を知って,さっそく観てみることに。
サウスパークにも例のシーンのオマージュがあり,ずーっと印象に残っていた。ますます気になる。
あらすじ「生理学者エディは,記憶から意識の頂点へ遡れる,という自説を証明するため,自らの肉体と精神を実験に捧げた」からはちゃめちゃに漂うマッドな雰囲気🧑🔬🧟♂️
— はち🐝* (@aftertonight1) 2021年8月18日
'80年公開作品。主演はウィリアム・ハート(知らない…)。アーミー・ハマーに激似だった。
当時最先端の科学技術も,40年経ってみると1周回ってフィクション以上のSF的リアリティを醸し出してるなあと。
マッドな自説を掲げた科学者が薬で破滅するまで,が大筋の内容。以下ネタバレ。
例のシーン,いつになったら出るんだろう??と思っていたら,まさに最後の最後だった。「薬でトリップするとこんな感じ」の雰囲気を維持したまま最後まで走り抜けてしまった……。
さっきまで発狂してたのにまっぱで抱き合ってI love youで終わった??????
— はち🐝* (@aftertonight1) 2021年8月18日
ラスト9分の時点でまだまだ話が続きそうな気配だったのに,最後,(元?)奥さんと素っ裸で抱き合ってI love youで終わった。
まとめ方が強引すぎる気はしたけど,作品は総じてCG以前の映像体験をするという意味ではよかったかもしれない。もうこれ以上書くのは無理。